新生児蘇生法普及事業のご紹介
日本周産期・新生児医学会では,新生児蘇生法普及事業小委員会を組織し,出生時に順調な胎外呼吸循環に移行できない新生児に対する心肺蘇生法を修得するための「新生児蘇生法講習会」を運営しています。
本講習会は,国際蘇生連絡委員会(ILCOR)のConsensus 2005を受けて日本救急医療財団・日本版救急蘇生ガイドライン策定小委員会が作成した,日本版救急蘇生ガイドラインに基づくものです。標準的な新生児蘇生法の理論と技術に習熟することにより,児の救命と重篤な障害の回避が期待されます。
講習会受講後,試験に合格し所定の手続きを経て「新生児蘇生法修了認定」の資格を得ることができます。
新生児科医のみならず,分娩にかかわる産科医,助産師・看護師等,さらには医学生・看護学生,救急救命士等にも役立つ蘇生手技を講習していますので,多くの方の参加をお待ちしています。
「新生児蘇生法講習会」コースの種類と概要
以下の3コースがあります。
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター養成講習会(Iコース)
・Aコースの修得とAコースインストラクターに必要な講習(標準5時間の講習会)
・原則として日本周産期・新生児医学会の主催による。(新生児蘇生に関する一定以上の臨床経験を有する方を対象とします。詳細は講習会案内の募集要項を参照して下さい)
[Aコース]新生児蘇生法「専門」コース
| 対 象: | 二次・三次周産期医療機関の医師,日本周産期・新生児医学会専門医,新生児蘇生に携わる専門性の高い看護師・助産師,等 |
| 内 容: | 気管挿管や薬物投与などの高度な手技もしくはその知識を含む,高度な新生児蘇生法。 |
| 講習時間: | 講義と実習をあわせて標準5時間 |
| 受講生定員: | 1人のインストラクターあたり最大8名まで |
※Aコース修了認定者はその後一定の手順を経て,Bコースのインストラクターの資格を得ることができます。
[Bコース]新生児蘇生法「一次」コース
| 対 象: | 一次周産期医療機関の医師,新生児蘇生に携わる一般の看護師・助産師,卒後臨床研修プログラムにおける産科・小児科研修医,医学部学生,看護および助産学生,救命救急士,等 |
| 内 容: | 気管挿管や薬物投与など高度な手技を除く,基本的な新生児蘇生法 |
| 講習時間: | 講義と実習をあわせて標準3時間 |
| 受講生定員: | 1人のインストラクターあたり最大10名まで |
修了認定を得るには
修了認定を希望する場合は, 合格通知が届いた後,規定の認定料をお振込みいただくとともに,修了認定申請書と所定の書類を事務局宛に送付して下さい。 修了認定証とプラスチックカードが発行されます。(詳しくは「これから修了認定を希望される方へ」をご覧下さい)
インストラクター認定を得るには
※インストラクターは,指導者として各講習会を主催することができます。
1.Aコースのインストラクターになるためには
Iコースを受講します。基準を満たし合格すると,Aコース修了認定と同時にAコースインストラクターの資格を得ることができます。修了認定の手続きが完了すると,Aコース修了認定証とインストラクター認定証,プラスチックカードが発行されます。
2.Bコースインストラクターになるためには
Aコースの修了認定を得た後,BコースまたはAコースのインストラクター補助を1回以上経験し,インストラクター補助として参加した講習会のインストラクター1名以上からの推薦を受けることが必要です。事務局宛にBコースインストラクター認定申請書と必要書類を送付して,審査を通ると,プラスチックカードが発行されます。
お知らせ:暫定移行処置
ニュースレターのバックナンバー(準備中)
修了認定者数
| Iコース | Aコース | Bコース | |
|---|---|---|---|
| 修了認定者数(2010年8月現在) | 1,292名 | 6,574名 | 4,440名 |
各種問合せ先:事務局連絡先
〒162-0845 新宿区市谷本村町2-30
(株)メジカルビュー社内
日本周産期・新生児医学会事務局
新生児蘇生法講習会 担当
TEL:03-5228-2017
FAX:03-5228-2104
Eメール:info_ncpr@bloom.ocn.ne.jp